【名古屋めし】テイクアウトの人気グルメ5選!金シャチ横丁で注目の食べ歩きメニューも紹介
名古屋の食文化が、今、新しい形で広がっています。
気軽に楽しめるテイクアウトスタイルで、名古屋めしの魅力が再発見されているのです。
創業150年を超える老舗の伝統の味から、注目の若手シェフが手がける創作メニューまで、名古屋の美食をテイクアウトで堪能できるお店が続々と登場。
本記事を読むと、名古屋めしのテイクアウトについて下記の内容がわかります。
この記事でわかること
- ●名古屋めしテイクアウトの人気グルメ5つと各メニューの価格帯
- ●金シャチ横丁の特徴と2つのゾーンの違い
- ●金シャチ横丁で楽しめる伝統派・革新派のテイクアウトグルメ8選
名古屋城のすぐ目の前にある商業施設「金シャチ横丁」では、伝統の名古屋めしから創作料理まで、バラエティ豊かなテイクアウトメニューを提供しています。
名古屋めしテイクアウトグルメの魅力に迫ります!
【名古屋めし】テイクアウトでも美味しい人気グルメ5選
名古屋の食文化を代表する「名古屋めし」。
グルメサイトやSNSでの投稿、口コミ評価をもとに、名古屋めしのテイクアウトで人気のグルメを紹介します。
①ひつまぶし
名古屋を代表する郷土料理「ひつまぶし」は、焼きたてのうなぎを細かく刻んでご飯にたっぷりとのせた贅沢な一品。
甘辛いタレで味付けされたうなぎは木製のお櫃(ひつ)に盛られ、ご飯が見えないほど贅沢に敷き詰められます。
ひつまぶし最大の魅力は、一つの料理で4通りの味わいを楽しめること。
そのままの味を堪能した後は、薬味を加えたり、出汁をかけてお茶漬けにしたり、最後は好みのアレンジで締めたりすることもあります。
味の変化を楽しめる”味変グルメ”として、観光客にも地元の人にも大人気の料理です。
テイクアウトでは専用の保温容器で提供され、自宅でも本格的な味を楽しめます。
・平均価格帯:3,500円~5,000円
②味噌カツ
味噌カツは、名古屋を代表する郷土料理として広く親しまれている人気の一品です。
サクサクとした衣の豚カツに、愛知県産の豆味噌を使用した八丁味噌をベースとした特製の味噌ダレがたっぷりとかかっています。
テイクアウトでは、衣のサクサク感を保つため、カツと味噌ダレは別々の容器で提供されることが多いです。
- ・平均価格帯:1,300円~2,000円
③天むす
名古屋を代表する軽食グルメ「天むす」は、小ぶりながらも確かな存在感を放つ逸品です。
一般的なおにぎりよりも小さなひと口サイズに、アカシャエビや大正エビの天ぷらを贅沢に包み込みます。
お店によってエビ天の味付けは甘い系、塩味系、タレ系と個性豊か。
米の炊き加減や海苔の巻き方にもこだわり、「きゃらぶき」(ふきの佃煮)も定番の付け合わせとして親しまれています。
700〜800円程度で手軽に購入でき、冷めても美味しいため、テイクアウトやお土産としても重宝される名古屋の味です。
・平均価格帯:
1個あたり:150円~180円
5個セット:700円~820円
10個セット:1,500円~1,700円
④手羽先唐揚げ
名古屋を代表する郷土料理「手羽先唐揚げ」は、スパイシーな胡椒と甘辛いタレで味付けした、ビールに合う逸品として知られています。
パリッとした食感の皮とジューシーな身に、胡椒の風味と白ゴマの香ばしさが特徴的。
テイクアウトでも人気が高く、パーティーメニューとしても重宝され、年間を通して観光客からも地元の人からも絶大な支持を集めています。
・平均価格帯:
1本あたり:120円~180円
5本セット:500円~850円
⑤小倉トースト
名古屋の喫茶文化を代表する「小倉トースト」は、1990年頃に名古屋市栄地区の喫茶店「満つ葉」で生まれた名物メニューです。
厚切りのトーストにバターを塗り、たっぷりの小倉あんをのせるシンプルながら魅力的な一品。
トーストのカリカリとした食感、バターの塩気、小倉あんのやさしい甘さが絶妙なハーモニーを奏でます。
深煎りの珈琲と共に味わうのが名古屋流。
現在では名古屋のほとんどの喫茶店で提供される定番メニューとして愛され続けています。
・平均価格帯:400円~800円
名古屋めしをテイクアウトで楽しむなら金シャチ横丁がおすすめ!
名古屋城のすぐ目の前には、バラエティ豊かな名古屋めしを楽しめるグルメスポット「金シャチ横丁」があります。
「金シャチ横丁」の最大の魅力は、「義直ゾーン」と「宗春ゾーン」の2つの個性的なエリアが設けられていること。
「義直ゾーン」には、名古屋めしの老舗や伝統ある地元店が集結。
「伝統・正統」をテーマに、本場の味を堪能できます。
一方の「宗春ゾーン」では、新進気鋭の店主が創作料理を提供。
「新風・変化」をコンセプトに、名古屋発の新しい食文化を体験できます。
テイクアウトも充実しているため、名古屋城観光の休憩時や移動中の食事にも最適です。
伝統と革新が共存する「金シャチ横丁」のテイクアウトグルメで、名古屋の食文化を存分に堪能してみてはいかがでしょうか。
迷ったらコレ!金シャチ横丁のテイクアウトグルメおすすめ8選
金シャチ横丁で、絶対に外せないテイクアウトグルメを紹介します。
グランプリ受賞の手羽先や、秘伝のタレがやみつきになる味噌カツ、贅沢なひつまぶしといった伝統の逸品はもちろん、淡路島と名古屋がコラボしたご当地バーガーや名古屋風にアレンジされた和風ラザニアなど、新感覚のメニューも充実。
みそソフトクリームや金しゃち焼きなど、金シャチ横丁でしか味わえない特製スイーツも見逃せません。
伝統の名古屋めし【義直ゾーン】
▼鳥開総本家の手羽先唐揚げ
鳥開総本家は、日本唐揚協会からあげグランプリの手羽先部門で3年連続最高金賞を受賞した名店です。
若鶏の手羽先を特製の唐揚げ粉で丁寧に揚げ、外はカリッと中はジューシーな食感を実現。
タレ味と塩味の2種類から選べ、テイクアウトにも対応しており観光客にも人気のメニューです。
名古屋コーチン親子丼と並ぶ看板メニューとして、多くの来店客を魅了し続けています。
▼矢場とん名古屋城金シャチ横丁店の味噌カツ
引用:https://wolt.com/ja/jpn/nagoya/restaurant/yabaton-nagoyajo-kinshachi-yokocho
名古屋の郷土料理を代表する味噌カツ矢場とんは、創業70年以上の歴史を持つ味噌カツの老舗店。
南九州産の厚切り生ロース肉を使用し、油を吸収しにくい特製のパン粉と植物油で調理することで、ジューシーでしつこさ控えめの食感を実現しています。
1年以上熟成させた豆味噌を使った秘伝の味噌ダレは、限られた職人だけが作る特別なレシピ。
さらっとした口当たりでとんかつとの相性が抜群なので、老若男女に愛され続ける人気メニューです。
▼ひつまぶし名古屋備長のひつまぶし
引用:https://hitsumabushi-nagoyabincho-kinsyachiyokotyouten.take-eats.jp/product/12434
「ひつまぶし名古屋備長」のひつまぶしは、蒸さずに備長炭で焼き上げる”びんちょうひつまぶし”として知られています。
一般的なひつまぶしとの大きな違いは、強火の遠火による焼き上げ方。
愛知県産のたまり醤油とみりんを贅沢に使用し、うなぎ本来の旨みを引き出しながら、独特の香ばしさと艶やかな輝きを実現しています。
職人の確かな技で焼き上げられたうなぎは、皮はパリッと香ばしく、身はしっとりとジューシー。
薬味と出汁で味を変えて味わう贅沢な一品は、テイクアウトでも本来の美味しさを堪能できます。
最新の名古屋めし【宗春ゾーン】
▼シマウマバーガー
シマウマバーガーは、兵庫県・淡路島発の人気バーガーショップが金シャチ横丁に出店。
月間1万個を売り上げる本店の味を名古屋でも楽しめます。
看板メニューは、最高糖度を誇る淡路玉ねぎと淡路牛パティを組み合わせた「シマウマバーガー」。
名古屋限定メニューとして、八丁味噌を使用した「みそかつバーガー」や「デラウマ名古屋オニフラ赤味噌バーガー」など、名古屋めしをアレンジした創作バーガーも展開。
ポテトセットのテイクアウトは、インスタ映えする可愛らしいオリジナルBOXで提供されます。
淡路島の美味しさと名古屋の味わいが融合した、新感覚のご当地バーガーを味わえます。
▼ラザニア専門店Y
「和風ラザニア専門店Y(ワイ)」では、世界トップ100人に選ばれたシェフが手掛ける本格的な和風ラザニアが楽しめます。
『オリジナルラザニア』は、名古屋の伝統的な八丁味噌と醤油を隠し味に使用した創作料理。
イタリア料理と和食を融合させた独創的な一品で、ラザニアに名古屋らしさが加わった人気メニューです。
オリジナルラザニアをベースとして様々な具材をトッピングした、アレンジメニューも展開しており、バラエティ豊かなラインナップが楽しめます。
▼あんかけ太郎
あんかけ太郎は、名古屋を代表するソウルフード・あんかけスパゲティを専門とする人気店です。
あんかけスパは、2.2mmの極太麺と3日間かけて作る渾身のソースが特徴。
玉ねぎ、人参、男爵芋などの野菜をじっくり炒めて甘みを引き出し、牛ミンチとトマトソースで旨味を追求しています。
麺に絡む特製あんは、赤味噌を不使用ながらも名古屋人好みの濃い味付けで、コショウを効かせたスパイシーな味わいが特徴です。
スイーツ
▼山本屋総本家のみそソフトクリーム【義直ゾーン】
名古屋名物・八丁味噌を使用した独創的なソフトクリーム。
コクのある味噌の深い旨みと、ソフトクリームのまろやかさが絶妙なハーモニーを奏でます。
お好みで唐辛子をトッピングすれば、甘みと辛みが織りなす新感覚のデザートに変身。
名古屋の伝統的な味噌文化を現代風にアレンジした、金シャチ横丁ならではの逸品です。
▼金しゃち焼き
『金しゃち焼き』は、金シャチ横丁で人気のスイーツ系テイクアウトグルメ。
金のシャチホコの形をした可愛らしいビジュアルと、食べ歩きにぴったりの手軽なサイズ感が特徴です。
カリッとした食感と、もっちりとした食べ応えのある生地の間に、優しい甘みが特徴の具材が包まれています。
具材のラインナップは定番の「あずき」「カスタード」のほか、意外な組み合わせが新鮮な「台湾ミンチ」の3種類です。
台湾ミンチは、甘じょっぱい味わいがクセになると評判。
辛さを控えめにアレンジした優しい味付けで、老若男女問わず楽しめる新しい名古屋名物として人気のグルメです。
【名古屋めし】テイクアウトの人気グルメは金シャチ横丁で食べ歩きを楽しもう!
本記事では、名古屋めしで人気のテイクアウトグルメについて、下記の内容を紹介しました。
- ①ひつまぶし – 専用の保温容器で提供され、自宅でも楽しめる高級グルメ
- ②味噌カツ – サクサクの衣と濃厚な味噌だれを別々の容器で提供し、本来の美味しさを保持
- ③天むす – 手軽なサイズと冷めても美味しい定番テイクアウトメニュー
- ④手羽先唐揚げ – スパイシーな味付けが人気でパーティーメニューとしても重宝される一品
- ⑤小倉トースト – 厚切りトーストと小倉とあんバターの組み合わせが楽しめる名古屋スイーツ
特に注目したいのは、名古屋城下に広がる食の宝庫「金シャチ横丁」のテイクアウトグルメ。
「義直ゾーン」では手羽先やひつまぶしなどの伝統的な名古屋めしを、「宗春ゾーン」では和風ラザニアやシマウマバーガーといった創作料理を楽しめます。
八丁味噌を使用したみそソフトクリームや金しゃち焼きなど、金シャチ横丁ならではの特製スイーツも見逃せません。
金シャチ横丁には、まだまだ紹介しきれない人気テイクアウトグルメがたくさんあります。
さらに詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。