名古屋城でキツネに出会える?見られるエリアと出没時間や口コミを紹介
名古屋城といえば、歴史的名所として大人気の観光スポット。
そんな名古屋城で、最近テレビで取り上げられて話題となった、意外な住人がいることをご存知でしょうか?
実は、名古屋城周辺ではキツネの姿が見られるのです。
最近、名古屋市内でキツネの目撃情報が増えており、特に名古屋城の豊かな自然環境は、キツネの生活を支える理想的な場所となっています。
主に夜間に活動するキツネですが、運が良ければ出会えるかもしれません。
この記事では、名古屋城に生息するキツネの情報と、観察のベストタイミングを紹介。
名古屋城に隣接する、名古屋の伝統グルメから注目の新作スイーツまで、見逃せないメニューが勢揃いするグルメスポット・金シャチ横丁の魅力も併せてお届けします。
名古屋城でのキツネ出現がテレビで話題に!
引用:NHK公式サイト(撮影:愛知県立明和高等学校SSH部生物班)
2024年10月、名古屋城にキツネが現れたことが、NHKの人気番組「ダーウィンが来た!」で取り上げられて大きな話題となりました。
愛知県立明和高校の生徒たちが、タヌキを観察するために設置したカメラで、偶然キツネの姿を捉えたのです。
名古屋城周辺には1〜2匹ほどのキツネが生息していると推定されています。
名古屋城に現れたキツネの種類と特徴
名古屋城で目撃されているキツネの種類は、ホンドギツネです。
本州に住むキツネの仲間で、体格的特徴は下記の通り。
- 体長: 50〜76 cm
- 尾長: 26〜42 cm
- 体重: 4〜7 kg
体の色は赤みがかった黄色で、腹部や頬、尾の先は白色です。
大きさは北海道に生息するキタキツネよりもやや小型。
キタキツネは足先が黒いのが特徴ですが、ホンドキツネの足先は茶色みを帯びているのが特徴です。
ホンドギツネは警戒心が非常に強く、普段は人目を避けて生活しています。
そのため、姿を見かけること自体が貴重な体験といえるでしょう。
名古屋城のキツネはどこから来たのか
引用:CBCテレビ公式
名古屋城のキツネは、名古屋市北部の庄内川から川沿いに南下して、線路伝いに名古屋城にやってきたと推測されています。
名古屋城は、市街地に位置しながらも豊かな自然に恵まれた環境。
堀には水辺があり、エサとなるネズミなどの小動物もたくさんいるため、キツネにとって絶好の生息地となっています。
名古屋城でキツネが見られるエリア
名古屋城に生息するキツネは、主に下記の2つの場所で確認されています。
北西エリア
引用:名古屋ナビ公式サイト
名古屋城の北西に位置する「御深井丸(おふけまる)」エリアは、キツネの目撃情報が特に多いスポットです。
緑豊かな空間には柿の木が植えられており、キツネが柿の実を食べる姿が目撃されています。
三之丸の外堀周辺
三之丸外堀エリアの「清水橋」周辺でも、キツネの姿がたびたび目撃されています。
清水橋の周辺には、「けもの道」と呼ばれる野生動物の通り道があり、キツネが頻繁に利用する重要なルートとして知られています。
【名古屋城】キツネの出没時間と最適な観察時間
名古屋城でキツネを観察するなら、平日の夕方16時以降がベストタイミング。
キツネは夜行性で警戒心が強く、人目を避けて活動する習性があるためです。
日中は茂みの中で休息をとり、夕暮れ時から活動を始めます。
キツネが目撃された状況は下記の通りです。
●夕方16時以降から夜間に活動
●人通りの少ない静かな時間と場所
●天候の良い日に活発に行動
●単独か2匹程度の小グループで移動
キツネに出会うチャンスを高めるためには、平日の夕暮れ時に、人通りの少ないエリアを静かに訪れるのがポイントです。
天候の良い日を選べば、さらに観察のチャンスが広がるでしょう。
【名古屋城】キツネ探しの心得とマナー
名古屋城のキツネを観察する際は、適切な距離を保ち、普段の生活を乱さないことが大切です。
キツネは野生動物なので、人との過度な接触は、キツネの自然な生態や行動に悪影響を及ぼす可能性があります。
観察時の基本マナーは下記の4つです。
マナー1:近づきすぎない
キツネとの距離を保つことで、キツネにストレスを与えることなく自然な姿を観察できます。
キツネが警戒して逃げ出したり、反対に威嚇行動をとったりする可能性も防げます。
マナー2:静かに観察する
キツネはとても優れた聴覚を持つ繊細な動物です。
警戒心が強いため、大きな声や音を出したり、急な物音を立てたりすることは避けましょう。
静かに観察することで、キツネとの貴重な時間をより長く楽しめます。
マナー3:写真撮影のルール
写真撮影の際はフラッシュの使用を避け、キツネが驚かないよう配慮しましょう。
望遠レンズの使用がおすすめです。
マナー4:餌付け禁止
キツネへの餌付けは絶対に避けてください。
キツネの自然な食生活を乱すことになり、健康にも悪影響を及ぼします。
そっと見守る優しい気持ちを持って、キツネを観察しましょう。
【名古屋城】キツネ観察の後は名古屋めしを楽しもう
キツネ観察の後は、名古屋城の目の前にあるグルメスポット「金シャチ横丁」で食事を楽しむのがおすすめです。
金シャチ横丁は2つのエリアに分かれており、それぞれ異なる魅力にあふれています。
伝統的な名古屋めしを楽しめる「義直ゾーン」では、ひつまぶしや味噌カツなど、名古屋の伝統の味を堪能できます。
一方、モダンな雰囲気の「宗春ゾーン」では、忍者パフェや金しゃち焼きなど新感覚の名古屋スイーツが楽しめます。
歴史ある名古屋城でのキツネ観察と、金シャチ横丁での名古屋めしの数々。
名古屋城周辺でしか味わえない特別な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
名古屋城でキツネ観察と名古屋めしを満喫しよう!
本記事では、名古屋城に生息するキツネの特徴や観察方法、観察後に立ち寄りたいおすすめのグルメスポット・金シャチ横丁をご紹介しました。
●観察おすすめエリアは御深井丸と清水橋
●夕方以降に出会えるチャンスあり
●マナーを守って観察を楽しむ
●「金シャチ横丁」で楽しむ名古屋めし
歴史的建造物としての魅力に加え、野生のキツネとの出会いという新たな楽しみ方が生まれた名古屋城。
ぜひ、適切なマナーを守りながらキツネ観察を楽しみ、その後は名古屋めしで舌鼓を打つ特別な体験をしてみてはいかがでしょうか。
金シャチ横丁について詳しく知りたい方は公式サイトをご覧ください。